小型犬に多い「膝蓋骨脱臼」その1

2012 / 02

今回は、チワワ・ポメラニアン・プードル・ヨクシャテリア・マルチ-ズなどの小型犬にみられる「膝蓋骨(しつがいこつ)が脱臼」する病気についてお話をしたいと思います。

膝蓋骨とは?

膝(ひざ)の上にある大きな骨で、足を屈伸運動させると、上下に移動する骨のことです。

膝蓋骨の脱臼とは?

通常では、膝蓋骨は、大腿骨(太ももの骨)の端の山と山の間の窪みにはまっています。 「脱臼」状態とは、膝蓋骨がこの骨の窪みから左右に飛び出してしまうことをいいます。多くは膝の内側に飛び出します。

脱臼の主な原因は?

遺伝が関係しており、足の骨が成長に伴い捻じれること、骨の溝が浅いなどが主な原因と言われています。一部、股関節の異常が原因となる場合も見られます。

脱臼があるかどうか確認するには?

後ろ足を屈伸運動させると、ポキポキした感覚が伝わってくる場合にはこれを疑ってみる必要があります。また、散歩中に悪いほうの足をスキップさせる、足先がなんとなく内側に向いている・決まった方向の足をずらして座る(女座り)という仕草も見受けられます。次回は、膝蓋骨脱臼の予防と治療を中心にお話しします。


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