ダニにもいろいろ

2017 / 09

ちまたで話題になっている「ダニ」ですが、動物に関係するダニにも複数あります。今回はダニについて簡単に整理してみたいと思います。

ハウスダスト中のダニ

布団・ソファー・じゅうたん・カーペットなどに潜む細かい「ダニ」です。
ダニそのもの被害よりも、ダニの「死骸」や「フン」を吸引したり、皮膚につくことによって、アレルギー性の皮膚炎や喘息の原因になります。
生活環境に生息している以上、一年中問題になりますが、高温多湿のこの時期はダニの発生も増えるため、これから症状が重くなる傾向にあります。

疥癬(カイセン)

皮膚にトンネルを掘って寄生するダニです。感染力が強く、動物との接触により移され、強い痒みを引き起こします。時には同居する人にも移り、一時的に強い痒みを引き起こすこともあります。
診断のために皮膚検査を行ってもダニが発見されないこともありますので、疑わしい場合は、殺ダニ治療を実施して効果をみてみることをおすすめするケースもあります。

毛包虫

毛穴に生息するダニです。生後間もなくダニが移り住み、以後、他の動物や人に移ることはありません。通常、動物とは害なく共存していきます。
一方で幼齢や高齢・ホルモン異常等の理由から免疫が低下するとダニが大増殖して皮膚炎等を引き起こす可能性があります。

マダニ

草むらに潜む「ダニ」のことです。この類のマダニは、動物のみならず人にも「ウイルス」や「寄生虫」を媒介させ、死亡例も出ています。
草むらや山に入るときには、肌を露出しないような服装と長靴で出かけましょう。また動物にも有効な「ダニ駆除薬」を利用しましょう。
これからの秋口には、幼弱マダニが増殖する時期にも当たりますので特に注意が必要です。


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