あ、食べちゃった(◎-◎;)

2006 / 02

新しく子犬を飼い始めた飼主さんたちにとって、「便を食べる、土を食べる、草を食べる、枝を食べる」など、本来の食べ物以外のものを食べてしまう行動は、驚きであり、どうすればよいのか頭を抱えてしまう問題ではないでしょうか?

異嗜(いし)

こういった食行動を異嗜(いし)と呼びます。これらは、ある程度の量であれば、口にしても、さほど健康に差し支えありません。
しかし、「小石」の異嗜は別問題!
小石は、胃や腸に停滞や閉塞などを起こし、大変危険です。見つけたら、ただちにやめさせましょう。もちろん、タバコ・洗剤・農薬など、化学物質を含むものも論外です。

何でそんなの食べちゃうの?

異嗜の原因は、ある種の微量元素などの栄養不足、空腹感、胃腸の問題、ストレス、子犬の遊び行動の一種などと考えられています。
また、多くの原因が複雑に結びついている場合もあります。

解決法は?

子犬の異嗜は、ほとんどの場合、成犬になるにつれ次第に解決し、なくなります。
また「粒が大きく食べごたえがあるドックフードへ変える」、「食物繊維が多く含まれているフードへ変える」、「給餌の回数を今以上に増やす」など、食餌の工夫が功を奏する場合もあります。
ただ、精神的な問題から起こるような異嗜の場合、「運動や一緒に遊ぶ時間を増やす」、「飼育環境の整え、玩具を再検討する」といった必要があり、その解決には大変な忍耐を要するケースが多いようです。

見つけ次第、取り除く!

食べ物を探し回る「拾い食い」と呼ばれる行動そのものは、犬にとっての正常な行動だといわれます。そのためか、異嗜の矯正には結構困難が伴います。
しかし、異嗜行動は、見ている飼い主さんの気分的にもけっして良いものではありません。食べそうなものがあれば、見つけ次第、なるべく早く取り除くことが先決といえます。