歯の話 Part.1

2005 / 01

生後4週間ほどで生え始める小ぶりの歯を「乳歯」と呼びます。この時期になると、母親は胃から半消化状態の食餌を吐き戻し「離乳」を始めます。
この「哺乳を受けながら離乳食もとる時期」が1~2ヶ月ほど続いた後、急激な成長に間に合うように、次第に固形物を食べる量が増えていきます。
そして、生後3~4ヶ月ほど経つと、ヒトと同様に「永久歯」に生えかわり始めます。永久歯の数は、犬が42本、猫では30本です。

注意しましょう!

生えかわりを促進するため、積極的に物を噛ませてあげましょう。特に顎の小さな小型犬は、生えかわりに失敗して、乳歯が残ってしまうケースが多くみられます。
乳歯が残ると、歯と歯が隣接してしまい、食べかすがはさまったり、歯並びが悪くなります。
この状態のままだと、将来的に「歯」「ハグキ」しいては「からだ全体」の疾患の原因となる可能性があります。
そのため、乳歯が残った場合は、抜歯処置を行なう必要があります。

犬の歯のはたらき

切歯や犬歯(尖った歯)は、肉をくわえたり、引き裂くために使われます。
臼歯(奥歯)は、平らな部分で肉をすり合せて切り刻む働きをするため、別名「裂肉歯」とも呼ばれます。
また一番大きな臼歯は、骨など硬いものを砕くため、大きく発達しています。

猫の歯のはたらき

切歯は小さくて、物をこすりとるような働きに適してします。
そのため、主に「グルーミング(毛づくろい)」のために使われます。犬歯は長く尖っており、本来は、獲物の背骨をはずし、息の根をとめる役割をもっています。


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