ただいま摘発期間中!? (フィラリア症)

2005 / 06

とはいっても今回は、犬のフィラリア症のこと。毎月しっかり予防しているワンちゃんには関係ありませんが、毎年この季節になると、フィラリア検査で感染=陽性反応がでる患犬が後を絶ちません。「時々投薬を忘れる」、「ついさぼってしまった」といったことはありませんか?

フィラリアが寄生すると…

影響で心臓付近の血管がダメージを受け、右側の心臓が肥大拡張するため、血液の流れがうっ帯(血の巡りが悪くなる)します。
すると、好きな散歩を嫌がる、時々乾いた咳が出る、体が痩せて元気が無くなるといった症状がでます。
さらに状態が進行すると、肝臓や腎臓など全身へ影響が及び、腹水がたまる、ひどい呼吸困難、喀血(咳に伴って血を吐く)、失神、痙攣発作などを起こし、死への転帰をとるのです。

感染してしまったら…

都筑動物病院では、症状・年齢・その他の精密検査の結果から、患犬の今の健康状態や感染状態を把握したうえで、次の治療方針のいずれかを飼主さんに提示しています。

治療法

  1. 軽度の感染で、年齢も比較的若い場合は、フィラリアの成虫そのものの駆除を行う「注射法」をおすすめしています。
    注射後2ヶ月ほどで患犬の心臓からフィラリアが消滅し、今までどおりの生活に戻ることができます。
  2. 重度の感染や高齢犬など、「注射法」による駆除では負担が大きく不適切と思われる場合は、フィラリアが寿命をまっとうするまでの期間(通常5年間)、患犬とフィラリアが共生できる「投薬」をおすすめしています。

予防にまさる治療法なし!!!

今回ご紹介したような治療法を行っても、フィラリアがワンちゃんの体に及ぼす影響は避けられません。
また病気による苦痛、治療上のリスク、治療にかかる費用負担などを考えても、予防に叶う治療法はありません。
今からでも、まだ遅くはありません。動物病院で検査を行ったうえで、予防をはじめましょう。
当院では、フィラリア検査において、大変精度の高い免疫を利用した検査法を実施。通常の検査では見つからない隠れフィラリア症(オカルト症)も摘発可能です。
まずはご相談ください。

category: フィラリア,
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