ただの目ヤニではないかも…

2008 / 03

OA機器やAV機器などが原因ともいわれる「ドライアイ」、犬たちには、これよりひどい「ドライアイ」があります!

「乾性角・結膜炎」

「涙」の量が不足する・出なくなるために起こる眼の病気です。特徴は「酷(ひど)い目ヤニ」です。

何が原因なの?

原因不明の場合もありますが、多くは「自分の免疫が涙を作る組織(涙器)を攻撃してしてしまう事で起こる病気(免疫介在性疾患)」といわれています。
対処が遅れ状態が進行すると、涙器で涙を作らなくなってしまうことさえあります。

どんな症状があるの?

程度によって様々ですが、ベタついた黄色い目ヤニが頻繁につきます。
「結膜炎」と勘違いされやすく、結膜炎用の目薬で改善するものの、点眼をやめると目ヤニがまた酷くなります(再発)。
そのほか、結膜(しろめ)が充血したり、角膜(くろめ)が乾いた感じがします。最悪の場合には角膜の透明さを失ってしまい失明に近い状態にも陥る怖い病気です。

対処法

早く病気を発見することが大切です。以前から目ヤニが多く、原因もわからず長期に繰り返して目薬をつけている場合は要注意です。

<治療の基本>
  1. 涙を作らせる
  2. 不足した涙を補う
  3. 感染症があれば感染症対策

これらの治療により症状の改善が見られますが、完全に直すことは難しい病気といえます。
そのため一生にわたり乾性角・結膜炎とつき合っていかなければならないことも治療の原則ともいえます。

乾性角・結膜炎が多くみられる犬たち

コッカースパニエル、シーズー、ウエスティー、ビーグル、プードル、シュナウザー  など


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