最近よく水を飲むようになった…腎臓病

2015 / 09

動物たちも高齢化により腎臓の機能も徐々に低下していきます。腎臓病も早期に発見できれば、治療によって長生きができます。そこで今回は、腎臓病について触れてみたいと思います。

老廃物を尿にかえる臓器

腎臓の重要な機能の一つに血液中に含まれる老廃物を集めて尿にすることがあげられます。
腎臓の「糸球体」と「尿細管」と呼ばれる部分が主に尿を作ります。

  1. 糸球体:ザルのような網目構造になっており、老廃物などを濾(こ)しとって、大まかな尿の元(原尿)を作ります。
  2. 尿細管:糸球体から流れてき原尿には、老廃物以外にまだ身体に必要な成分がたくさん含まれています。尿細管ではこの有効成分を再吸収して血液に戻し、残りが尿となります。

腎臓病になると

糸球体の網目構造の穴が大きくなる、若しくは糸球体そのものが無くなる、尿細管が壊れ吸収機能が低下するなどが腎臓病です。
腎臓病になると、尿中の「タンパク質」・血液中の「リン」または「血圧」それぞれが上昇し、よりダメージを与える悪循環になります。

多飲多尿に

腎臓病では必要な水分までも再吸収しきれず、尿として排泄されてしまいます。一方で身体は水分不足になるために、水を多く飲むようになるのです。
そのため水を飲んだ結果おしっこが増えたのではありません!

尿検査で

尿は血液検査より早期そして敏感に腎臓の異常を示してくれます。一方、血液検査では腎臓機能の3/4を失ってはじめて異常が出ます。腎臓は肝臓のように再生できません。腎臓の細胞は無くなる一方であることを知っておきましょう!


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