外耳炎の治療薬登場!

2015 / 11

当院に通院される病気のトップ5に「外耳炎」があります。そこで今回は、先月登場した簡便かつ有効な「耳の治療薬」をご紹介したいと思います。

外耳炎とは

耳の見える範囲が、「赤い」「臭い」「汚れる」「痒い(耳を掻く・耳を振る)」などが主な症状です。

外耳炎の裏には

アレルギー体質やホルモン異常がバックグラウンドにある場合が多く、その他、耳の通気がよくない構造、耳の毛が生えやすい体質、コッカーなど穴が腫れやすい犬種もより悪化を助長させます。
一度外耳炎を発症させると「癖」になるようで継続的に治療が必要になる傾向がみられます。また、片方に起これば次も同じ側という特徴があります。

対策は

通院により、耳の洗浄と投薬が主となります。自宅では耳の洗浄剤によるケアが中心です。同時にバックグラウンドがあればその対策も同時に行います。
※耳の穴を擦り過ぎることは要注意です。やり過ぎは、耳の皮膚や軟骨が過剰に腫れ、より穴を塞ぐため、悪循環となります。

手間いらず

新しい外耳炎の治療薬には、麻酔や嫌々押さえつけて処置する必要がなく、耳の穴に薬を注入するだけで終わります。また、効果が1週間持続するため、頻繁に通院する必要もなく自宅でのケアも不要です。現在、当院で処置した重度の外耳炎のワンちゃんの多くに十分な改善がみられています。


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