フィラリアで血尿!

2009 / 05

犬たちの血尿(赤いおしっこ)、「フィラリア症」かもしれません。
重症のフィラリア症!
急激なフィラリアの寄生、または、大量に寄生した場合には、フィラリア症の進行が急激に起こる場合があります。

症状は?

突然血尿を起こします。膀胱炎と勘違いされることが多いのですが、予防を行っていない犬の場合、フィラリア症の重篤な症状である可能性もあるのです。

診断は?

まず、外部からの聴診や、全身のチェックを行っい、必要に応じて、血液検査やレントゲンなどの検査を実施します。
フィラリア抗原検査の結果が「陽性」であればほぼ間違いなくフィラリア症と診断されます。
また、尿検査では血液が破壊された状態(溶血)が観察されます。
もちろん、フィラリアの投薬を行っていない、または、投薬を忘れたなどの申告も診断の手助けになります。

治療法は?

心臓付近に寄生するフィラリアの成虫を摘出する緊急処置が必要です。
ただし、鎮静・麻酔中や処置中にも急死する可能性が高いため、飼主さんとの「インフォームドコンセント」が大切になります。
また、明らかに生命の危険がせまるケースでは、処置を行わずに、注射や内服薬のみで経過を観察する場合もあります。

蚊取り線香

蚊を寄せ付けないためには有効ですが、これでフィラリアを予防する根拠にはなりません。
しっかり予防薬を利用しましょう。


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