ペットフードを選ぶポイント!Part2
2003 / 09
今回からは、自家製の食餌やサプリメントなどについて考えてみましょう。
なお普通に販売されているペットフードを適量与えているかぎり、次のような心配はありませんので、それを念頭において読んでくださいね。
カルシウム剤は逆効果!
成長期用のペットフードには、すでに十分なカルシウムが含まれています。
一部のペットショップやブリーダーによって、さらにカルシウム剤を与えるよう推奨されているようですが、カルシウムの過剰摂取はリン・亜鉛・鉄といったミネラルの欠乏を起こすため注意が必要です。
ミネラルが欠乏すると、逆に骨からカルシウムが脱出し発育を遅延させるおそれがあります。
逆の意味で硬水や井戸水にも要注意!
硬水(ミネラルの多い水)や一部の井戸水は、過剰にミネラルを含んでいるため、尿石症の原因となった症例があります。
カルシウムとミネラルのバランスがとれた食餌を与えるように心がけましょう。