それでも、続けますか…

2011 / 11

今回は、タバコの「副流煙」が、動物たちにも影響しているという怖いお話です。

副流煙とは?

タバコの煙で、フィルターを通過した煙を「主流煙」といい、一方、通さないものを「副流煙」といいます。

副流煙は知らぬ間に!

喫煙者は、ある程度浄化された「主流煙」を吸っていますが、同室している人間や動物は、「副流煙」を間接的に長時間吸っていることになります
この副流煙には多くの有害物質が含まれています。

2倍を超える…

アメリカでのある調査によると、血液系の癌である「悪性リンパ腫」が起こる確率が、飼主さんが喫煙者と非喫煙者では2倍上の差が出たという報告がありました。
この、「悪性リンパ腫」では、化学療法(抗がん剤)による治療を行いますが、治療がたとえ上手くいっても余命2年を超える動物は数パーセントといわれるほど厳しく悪性な腫瘍のひとつです。

人間へは?

喫煙により「肺がん」・「COPD」(慢性閉塞性肺疾患)等の呼吸器系の病気は有名ですが、動物同様に、人間にも「悪性リンパ腫」の副流煙のよる影響があるのかも知れません。

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