はじめての散歩~Part.1~
2017 / 11
新しい家庭に迎え入れた子犬は、生後3か月あたりから散歩をはじめる時期になります。今回は散歩ついて簡単にふれてみたいと思います。
生後は
生後しばらく母犬から哺乳や排泄等の世話を受けます。
1か月も経つと自分で食餌を食べ排泄もできるようになり、また、兄弟同士で遊びが始まります。この兄弟同士の遊びは、将来に影響するルールを会得するために非常に重要です。
そして2か月も経つと、早い場合には母犬や兄弟と別れることになります。
新しい家庭で
ワクチン接種や新しい環境に順応させるために、家庭内での飼育がメインとなり外に連れ出す機会はあまりありません。
しかし、生後2か月以降は子犬にとって「社会化」の時期にも当たり、家族以外の「物」「人」に触れなければなりません。
適切な「社会化」がなされないと、将来に影響する「問題行動」を引き起こす可能性が高くなります。
初めての散歩
ワクチン等が済んでいない場合には、まず「抱っこ」をして散歩をしましょう。
この時期は全てが吸収できる時期ですので、車やバス、オートバイなどの音・自転車・子どもの声・犬以外の動物などなど…いろいろなものを見聞きさせることが重要です。
「パピーライセンス」
「パピーライセンス」とは、例え成犬が子犬から乱暴な接し方をされても、ある程度寛容に接してくれる時期(生後4~5か月くらいまで)のことです。
犬達にも相性があり好き嫌いもありますが、散歩中に出会った子犬には、その未熟さを理解し、おそらく甘く接してくれると思います。