ペットフードを選ぶポイント!Part5

2004 / 04

今回は塩分について考えてみましょう。通常市販されているペットフードの食塩含有量は、体重10kgで1日あたり約0.5~1グラム。
しかし実際には、それ以上に食塩を取りすぎているケースが多いようです。それは飼い主さんが、人が食べる食品を与えてしまうためです。
それでは、いったいどの程度の食塩が、食品中に含まれているのでしょうか。

食品100g中に含まれる塩分量

ベーコンは約1g、ポテトチップスは約0.6g、チーズは約1.9g、クラッカーは約1g、ポップコーンは約2g、食パンは約0.8g。
いかがですか?
塩分含有量が意外に多いことに驚かれると思います。

「好きだから少しだけ」は大間違い!

こうして意識しないまま過剰摂取してしまった塩分が、歳を取るにつれ、問題を引き起こす原因となるケースをよく見かけます。
ナトリウムが血管を傷つけることによって、血液の多く流れる腎臓・心臓そして全身に影響を及ぼすためです。
高血圧が病気を引き起こすことは知られていますが、高血圧になる以前に、既に臓器が傷ついていることもあるのです。気をつけましょう。

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