2~3才で歯周病!?

2018 / 09

なんと生後2~3才で歯周炎が起きているといいます。歯周病が進行すれば、若くして大事な永久歯を失うことになり、腎臓病・心臓病等の疾患の発症にも関与することは有名な話です。
そこで今回は、歯周病についてふれてみたいと思います。

歯周ポケット

歯に付着した歯垢や歯石の影響で歯肉に炎症が生じます。炎症が進むにつれて歯と歯茎の間の溝(歯周ポケット)が深くなります。歯周ポケットは正常では1mm~3mm程度とされています。歯周病の治療や予防として、歯垢・歯石を除去します。

動物病院で主に行われる治療

  • スケーリング
    超音波などで歯の表面の歯垢・歯石を除去します。
  • ルートプレーニング
    歯周ポケットを浅くする目的でポケット内の歯垢・歯石などを専用の道具で取り除きます。
  • キュレッタージ
    重度の歯周炎では、ダメージを受けた歯肉の組織を剥がしとり、歯肉の回復をはかります。
  • ポリッシング
    スケーリングで残った歯石の細かいギザギザを専用の研磨剤で磨きます。

これらの治療は鎮静・麻酔下で行われます。

何より大切なこと

  • 自宅での毎日の歯ブラシ
    歯ブラシなどを用いて歯周ポケットを中心に歯垢を落としましょう。歯ブラシが困難な場合には、布を指に巻いて擦るだけでも効果があります。
  • 年に一度の歯のケアを
    歯ブラシが上手くできても、歯周ポケットには歯垢・歯石がたまります。掛かりつけの病院で手当てしてもらいましょう。

一部のショップやサロンで、法律に違反した無資格者が、「表面のみ」の歯石取りを実施しています。この行為は動物たちに苦痛や痛みが残るだけで、歯周炎の効果は認められません。そのトラウマから信頼関係を無くしたり、日頃の歯ブラシも協力してくれなくなるかもしれません。


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