愛するペットに戸籍ができる?

2004 / 06

2004/06/01に掲載した当コラムですが、ワニや毒蛇などに限定になり、犬や猫は見送る方向となりました。
いま、ペットにマイクロチップを埋め、その情報から、云わば『ペットの戸籍』をつくろうという検討がなされていることをご存知ですか?
早ければ来年の国会で法律が成立する見込みです。

『ペットの戸籍』のメリット!

所有者を明らかにすることができることから、逃げ出したり迷子になった動物を安易に探し出せるようになります。
また、動物を捨てる事を防止することもできるようになります。

どうして検討されるようになったの?

平成14年度に殺処分となった犬や猫の数は、なんと全国で約45万匹にものぼっています。
その一番の理由は、一時的な可愛さから、安易に飼い始めたものの、体が大きくなって飼育が困難になったり、躾が失敗したなどの理由から、犬や猫を捨てる事例が絶えないためです。
こういった状況から『ペットの戸籍』が検討されるようになりました。

他にはどんな対策が検討されている?

生後1~2ヶ月の犬や猫は、社会性が身についていないため、購入しても飼いきれず、捨てられるケースが多くみられます。
そのため、生後まもない動物販売の自粛を求めていく検討も行われています。

PAGE TOP