アルコール以外の消毒
2022 / 01
オミクロン株の感染増加が心配されています。消毒にはアルコールが一般的ですが、塩素による消毒も行われています。今回は塩素消毒を中心にふれてみたいと思います。
大きく2種類
「次亜塩素酸」と「次亜塩素酸ナトリウム」があり、これから流行する「ノロウイルス」にも有効です。
次亜塩素酸
塩を電気分解して作ります。次亜塩素酸水や空気清浄機として利用されています。
【長所】
- 強力な酸化力により菌・ウイルス・臭いなどを分解できる
【短所】
- 有機物と反応するとすぐに水に分解されるために長期保管が不向き
次亜塩素酸ナトリウム
ハイターなどの漂白剤やカビとり剤で市販されています。
【長所】
- 生成装置が必要なく、原液を希釈して使用できる
- 効果が長持ちする(日光・高温で分解されやすい)
【短所】
- 上記の次亜塩素酸よりも消毒効果は落ちる
- 酸性の物とまぜると有毒ガスが発生する
- 触れると肌荒れを起こす
※水を入れたペットボトル(500ml)に、しっかりした消毒であればキャップ2杯、通常の消毒であれば半分程度の漂白剤原液を入れて作るのが基本です。
しっかり消毒を行い、流行を乗り切りましょう。
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