アレルギー性皮膚炎~Part.1~
2022 / 05
気温の上昇とともに皮膚のトラブルも増えてきます。今回から「アレルギー性皮膚炎」についてふれてみたいと思います。
アレルギー性皮膚炎(アトピー性皮膚炎)
「若年」の動物たちに、ハウスダスト・免疫系の異常・皮膚バリアの低下・食餌・飼育環境・ストレス などが複雑に関係して皮膚炎が起こります。
目や口の周り・耳の内側・肢のパッド・脇・股など、刺激を受けやすい部分を中心に痒がります。
皮膚から侵入する
アレルギーの原因物質(アレルゲン)は、皮膚から侵入することが分かっており、「皮膚バリアの低下」が侵入を助長させます。
悪循環
痒いから、掻きむしる・舐める行為で皮膚表面を傷つける状態になり、結果、余計に痒みを強く感じさせる・皮膚の傷からアレルゲンを侵入させやすくさせて、更に掻く・舐める、と悪循環となって皮膚炎を悪化させます。
次回へ続きます。