歯の話 Part.2

2005 / 02

「歯垢」とは…

歯に関する病気の一番の原因が「歯垢」です。歯垢は、歯に食べカスなどがこびりついた状態で、とても多くの細菌を含んでいます。
そしてその細菌から発生する毒素が、歯ぐきに「歯肉炎」や「歯周囲炎」といった悪影響を及ぼします。
また、さらに進行すると、「歯石」になったり、容易に歯が抜けるケースもあります。

年齢を問わず気をつけよう!

こういった症状は老齢の動物にみられるもの…という印象があるかもしれません。
しかし5歳程度の動物でも、通常の診察中に、歯肉炎や歯周囲炎が頻繁に観察されています。また既に、歯が抜けているケースもみられます。

「歯石」とは…

歯石は、歯垢にカルシウムなどミネラル分などが硬く結び付いた状態です。「石」と言われるように、硬い物質なので、もはや歯ブラシではとれません。
「ドライフードのような固形食」よりも「缶詰のように柔らかい食餌」をする動物や、大型より小型の動物のほうが、つきやすい傾向にあります。また歯石のつきやすさは、唾液中のカルシウムの量に比例しますので、マルチーズ・チワワ・Wコーギーなどの犬種は、歯石がつきやすい傾向があります。

【歯垢や歯石の探し方】

うわ唇の端をめくりあげ、上あごにある一番大きな奥歯を探してみてください。歯と歯ぐきの境に茶色や黄色い塊が付着していたら、それが歯垢や歯石かもしれません。
動物病院に相談しましょう。

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