昨今の話題から

2024 / 03

3月に入り、新たに食欲増進剤と尿検査が利用できるようになりました。
今回はこれらについてふれてみたいと思います。

食欲増進剤

膵炎や腎臓病などの病気からの回復や体力維持をさせるには、食餌から栄養をとる必要があります。といっても食欲がなくなっているのに食べさせるには限界があり、食欲増進剤を用いることがあります。
従来は、使用目的外の使用を承認して頂いた上で、抗アレルギー薬・抗うつ薬や鎮静薬などが利用されてきました。これらには食欲の刺激以外に鎮静や興奮作用等が起こる可能性があります。
今回登場するのは、胃から産生される「グレリン」という食欲刺激ホルモンに類似したものを日本のメーカーが開発したものです。それが逆輸入されて利用できるようになりました。

変形性関節症の尿検査

加齢などにより関節の軟骨がすり減り、最終的には「変形性関節症」になります。
触診・視診やレントゲン等を行い診断しますが、病気がある程度進行するまでは困難でした。
今回登場した検査は、「少量の尿」で調べられるもので、早期の診断に役立つかもしれません。
前にもふれましたように、変形性関節症は元の状態に戻すことは困難であるため、早期の発見とその対処が大切です。

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