夏のストレス

2024 / 08

夏は旅行や催し物で外出する機会が増えたり、突然の落雷や豪雨などで環境が大きく変化したりするため体調を崩すことがよくあります。特に不安傾向の強い動物たちには大きなストレスがかかります。今回はストレスについてふれてみたいと思います。

ストレスがかかるとどうなる?

【犬の場合】震え・食欲不振・鳴く・物陰に隠れる・パンティング・過剰な排尿排便・過剰なよだれ・体をよく舐める・嘔吐など
【猫の場合】物陰に隠れる・食欲不振・体をよく舐める・鳴く・手足の汗など

ストレスに対して対策は?

  • ストレスの原因を見つけだし、できるだけ回避するようにします
  • ストレスの原因がわかれば少しずつ慣れさせましょう
  • 家族は不安を見せず、落ち着いて対応しましょう
  • 不安な時にこそ美味しいものを食べさせ、楽しい遊びに誘いましょう
  • 不安に体罰は逆効果です

ストレスには神経伝達物質が関与しています

セロトニン・ノルアドレナリン・GABA(ガンマアミノ酪酸)がストレスに関与し、特に不安傾向の強い動物たちには脳内のセロトニンが不足している傾向があります。
ストレス強い場合には、セロトニンやGABAを増やすことで軽減させることが可能です。
セロトニンやGABAを増やす目的のサプリメント・投薬および安心目的のフェロモン製剤などが利用できます。

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