この春の話題から

2026 / 03

この春、2種類の薬品が国で認可されました。今回は新たに認可された治療薬についてふれてみたいと思います。

ノミ・ダニ予防の注射薬

従来は、飲み薬や皮膚への塗付でノミ・ダニの予防が行われてきました。
新しい注射薬は一度の接種で1年間有効で、飲み込みにくさや飲み忘れがなくなります。
また、目的外の治療になりますが、皮膚の奥に寄生する「ニキビダニ(アカラス症)」・ひどい痒みがみられる「疥癬(ヒゼンダニ)」の駆除効果も期待されます。

猫用高血圧の薬

猫たちは「慢性腎臓病」・「甲状腺機能亢進症」・「副腎皮質ホルモンの過剰」などが原因で「高血圧」になります。
高血圧が続くことが全身の臓器(血管)に悪影響を与え失明・心臓病・神経疾患などを引き起こします。
新たに認可された「カルシウム拮抗薬」は、血管に存在する筋肉の収縮を緩めることで血管を広げる(降圧)効果を示します。
猫の高血圧の治療は、これらの内服以外に低塩食やたんぱく制限食等の食餌管理も併用して、最高血圧140mmHg以下を目指します。

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