トイレトレーニングの基本
2013 / 08
新しく家族に向かい入れた子犬ですが、あちこち粗相され、困っている飼主さんが、多くいらっしゃいます。そこで今回は、トイレトレーニングの基本をお話ししたいと思います。
トレーニングの基本「上手く排せつ出来たら、誉める」
決めた場所にトイレができたら、何かご褒美を与えても良いですし、大げさに誉めることでも喜んでくれます。ただし、時間をおかず、すぐに誉めてあげることが肝心です。
一方で、失敗したことで「体罰」を行うと、子犬を混乱させるだけで、逆効果に繋がることがあります。
排せつするタイミング=子犬の本能があります
「食後に排泄」
食餌で胃が膨らむと、本能的に腸が動き出し、外へ便を排泄しようとします。
「サークルから出たら排泄」
子犬にとって、狭いサークル内で排せつ物が体について汚れたりすることを嫌います。
自分の寝床は清潔にしておきたいため、外に出すと排せつをします。
また、運動した(遊んだ)あと、睡眠から覚めたあとも排泄のタイミングです。
こういったタイミングを見定めてトイレに連れてゆき、排せつのトレーニングに役立てましょう。
ちなみに、排便する回数の目安は、
食餌の回数+1回程度とされています。
もし粗相してしまったら
残った排せつ物のニオイは、再び、排泄をそそることになります。しっかりと消臭しておきましょう。どうしても同じ場所で続くようでしたら、そこに本人のベッド・食餌や飲み水を置いておきましょう。
失敗してもめげない
子犬のトイレトレーニングが失敗していても、成長に伴い排泄の回数が減ってきます。
成犬になれば、大体、朝晩の散歩だけで排せつが可能になりますので、そう心配することはありません。
ただ、台風等荒天時に備え、室内でもトイレが出来るよう今のうちに訓練をしておきましょう。