この時期から増えるアトピー!?
2009 / 06
ジメジメした「梅雨」を過ごさなければならないこの時期は、動物たちにとって「アトピー性皮膚炎」が多く見られる時期でもあります。
アトピー性皮膚炎とは?
簡単にいうと、
- 異物を吸引して
- 異物が直接皮膚について
体内に吸収され惹き起こされる皮膚炎と考えられています。
そのため食餌が原因とされるアレルギーはアトピーではありません。
異物とは?
生活環境に存在するあらゆるものが異物になりえます。有名な異物の例として
- 「ハウスダスト」「コナヒョウダニ」など ダニ類
- 「カンジタ」「マラセチア」など カビ類
- 「スギ」「チモシー」「カモガヤ」など 花粉
があげられます。
どうしてこの時期に多い?
寒く乾燥した時期は「カビ類」および「花粉」は空気中にわずかしかありません。
いっぽう、気温・湿度が上昇する時期(梅雨に時期など)は、異物が大量に発生するためにアレルギーを惹き起こやすくなります。
ただしダニ類は、適度な温度と湿度の環境である「家の中」にいるため、あまり季節に関係ありません。
季節に関係した痒みは注意
毎年決まった季節に皮膚の痒みを起こすことが多い場合や、ノミ・ダニの予防を行っても、改善しない痒みがある場合は、「アトピー」が潜んでいる可能性があります。注意しましょう!