あなたもわかる下痢のタイプ
2009 / 07
梅雨のこの時期、おなかのトラブルも増えてきます。
そこで今回は「下痢のタイプ」とその「原因部位」を簡単に探ってみましょう。
よく見られる特徴として…
「小腸」が原因の場合
- 便量が増える(消化不良)
- 嘔吐をともなう
- 出血している場合には黒色の便を出す
(タール状便) - 体重が急激に減る など
大腸が原因の場合
- 少量の便が頻繁に出る(おもらし)
- 粘液の混じる便が出る
- 便に赤い血が混じる(血便)
- 血液そのものが出る(下血) など
その他
大腸・小腸の両方が同時に原因になる場合があります。
また、すい臓の病気、肝臓の病気などから下痢を起こす場合もあり、その原因が複雑になる場合もあります。
子犬・子猫・小型犬では注意が必要!
身体の小さな動物たちは、当然ながら備わっている水分・栄養分もわずかです。
下痢になれば、身体の維持に必要な「水分」や「栄養分」の吸収が阻害されますので、 小型の動物は特に大きな影響を受ける可能性が高くなります。
下痢による「脱水症状」「低血糖」などには注意を払いましょう。