今年も風邪のシーズンをむかえました!

2007 / 12

早くもインフルエンザ流行によって学級閉鎖との話を耳にします。それにちなみ、今回は猫たちの「風邪」のお話です。

猫の風邪の原因は?

人間で流行しているのとは別の「ウイルス」が原因になります。そのため人と猫とのあいだで互いに感染しあうことはありません。

猫の風邪には何というウイルス?

以下が原因のウイルスですが、同じ風邪ウイルスでも、共通する症状と特徴的な症状にわかれます。

  1. 猫ヘルペスウイルス(FVR)
  2. カリシウイルス(FCV)

共通する症状

感染後はすぐには症状せず、数日間潜伏したのちに発症します(潜伏期)。発熱・くしゃみ・鼻水・食欲不振などがみられます。

ヘルぺスウイルスの特徴
眼(め)を中心に症状が強くあらわれます。「ひどい目やに」や「結膜炎」また「ひどい鼻水」などから、顔がぐしゃぐしゃに汚れてしまいます。
さらに重症化すると肺炎から死への転機へ向かう場合もあります。
カリシウイルスの症状
口を中心に症状が強く現れます。カリシの特徴として「口内炎」や「舌に潰瘍(かいよう)」ができることがあげられます。
そのため、たとえお腹が空いていても口が痛くて食べることが出来なくなります。特に体力のない子猫などは「脱水症状」から衰弱死を起こす場合もあります。

さらに困ったことに

たとえ風邪が快方に向かったとしても「キャリアー」つまり唾液や鼻水などからウイルスを排泄し続ける状態となり、ほかの猫たちへ感染を広げてしまう可能性があります。
また、子猫や免疫の弱い猫などでは「クラミジア」・「マイコプラズマ」と呼ばれる微生物が混合して感染してしまい、風邪が重症化する場合もあります。
2004年1月のプチ報「風邪にご注意ください!」 及び 2005年11月のプチ報「悪賢いウイルス!?」 もご参考ください。

風邪対策の大原則

寒さや栄養不良・ストレスは、人間同様に猫たちにも風邪をひきやすくさせる原因になります。逆にいえば、その原因の対策は風邪治療の大原則にもなるのです!


category: , 風邪