飼い主さんも注意が必要です
2015 / 04
4月に入り最高気温が20℃を超える日もでてきました。野外のマダニも活発になってきました。今回は、日本国内での「ダニから人間に感染する病気」について触れてみたいと思います。
マダニはどこに?
- 草むらでじっと待機
- 誰かが通りかかると飛びつく
- ヒトや動物を吸血し大きく膨らむ→ホクロと勘違い!
「重症熱性血小板減少症候群」→致死率約30%!
- ダニに咬まれて「ウイルス」が感染
- 発熱・下痢・嘔吐・神経症状など
- 感染者104人→うち死亡30人(昨年10/15現在)
「日本紅斑熱」
- ダニに咬まれ「リケッチャ(細菌)」が感染
- 発熱や頭痛、発疹など風邪と勘違い
- 治療が遅れると四肢の壊死や死亡も
- 昨年は患者数200人以上(神奈川も1例発生)
予防策
- なるべく草むらには立ち入らない
- 長靴や長ズボンが有効
- 咬まれたら受診(ダニに咬まれたことを医師に告げる)
- 犬たちには予防薬が有効(飲み薬・スポット薬)
マダニに関する過去の記事もご参考ください
>> 新しいノミ・マダニの新しい駆除薬
>> マダニからの新感染症
>> マダニから感染するバベシア症