アレルギー性皮膚炎~Part.6~

2022 / 12

今回は猫たちにおこるアレルギーにふれてみます。大きく3つあります。

アレルギー性皮膚炎~Part.1~」「アレルギー性皮膚炎~Part.2~」「アレルギー性皮膚炎~Part.3~」「アレルギー性皮膚炎~Part.4~」「アレルギー性皮膚炎~Part.5~
もあわせてご覧ください。

呼吸器アレルギー:喘息(ぜんそく)

人と同じくアレルギーとなる原因物質を吸う・飲み込むなどした結果、呼吸器症状をひき起こします。おもな症状は、咳・ゼエゼエ音がする呼吸・お腹まで使う呼吸などの呼吸困難で、中年期の年齢の猫に多くみられます。重症の場合には、舌や口の中が青くなり(チアノーゼ)、命が危険な状態になります。
似たような症状は、寄生虫感染・肺炎・心臓病などでもみられますので、しっかり検査をして原因追及する必要があります。喘息の原因を見つけるには「猫用アレルギー検査」が役立ちます。

皮膚炎

体を痒がりますが、原因物質によって痒がる部分に特徴があります。

  • 蚊:耳や鼻など毛が少なく吸血しやすい部分
  • ノミ:内股や腰などノミが隠れやすい部分
  • 食物:食べ物が付きやすい口の部分
  • アトピー:原因物質(ハウスダスト・カビ・花粉)がつきやすい首や頭

アレルギーに似た病気には、細菌やカビの感染や腫瘍自己免疫病などがあり、注意が必要です。

胃腸炎

通常の治療では治りにくい下痢・嘔吐および食欲不振はアレルギーを疑う必要があります。
アレルギー検査だけでは原因追及は困難といわれ、今まで食べたことがない食材を用いるか、治療用のアレルギー食を使って症状をみていきます。
症状が似ている病気(リンパ腫など)もあるので、注意しましょう。

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